わたしからあなたへ ともに生きる友として

 となりの人が差別に苦しむのをみてみぬふりしていませんか。

気づかぬふりをしていませんか。
いいえ、自分が幸せものなんだということを言いきかせるだけで、他人ごとと思いこんでいませんか。 

 
人にたいするただならぬ不当なおこないに、それはいけないのだといえますか。

 16歳で、お母さんの背中で亡くなった少年がいます。筋ジストロフィー症による障害と抗いつつ、いっしょに障害者解放のたたかいをした仲間です。あたりまえのこととして、地域いっしょ(インテグレーション)教育を希望しただけでしたが、教育行政者は実にたかびしゃで、「障害者が何を言う、障害者の行く学校は別にある。普通学級を選ぶなぞもってのほか、予算の二重どりだ」と言い放ったのでした。

 そこにもここにも、こんな問題があるのです。障害を負う幼い命たちが、ひとしく人間の子として父母(ちちはは)から生まれながら大切にされず、その父母が子捨てをする。施設へ隔離。学校で、障害ある子が周りのみんなからじゃま者扱いされる。するとすぐ、本人がかわいそうと、みんなから分離する。

 こんなにも、考えることを放棄したこの世の中。このままですまされるはずはないのです。ますます、ひきさかれていく状態です。 

人間として、ちょっと立ち止まってみませんか。わたしは黙っていられません。あなたは許せますか。